みなさんこんにちは❗
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誰が言ったか「暑さ寒さも彼岸まで」。 ようやく朝晩は過ごしやすくなりましたね😁
一方で、風邪をひきやすくなります。 インフルも流行っています。 今年は家族全員で早めの「予防接種」をオススメします❗️
さて、今回の配信は「国語攻略」です。 苦手意識を持っている人が意外に多い国語。 毎日一問など、数をこなすことで早めにコツを掴んで欲しい科目です😁
過去の記事はこちらからご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてください❗
また、周りの「長田高校を目指す」お友達にも拡散していただけると嬉しいです☺️
国語の出題傾向は大問5問構成
兵庫県公立高校入試「国語」の大問構成はここ数年変わらず大問5問で構成されています。
年々難しくなっていると言われていますので、油断禁物です!
大問1|資料・会話文(小問数 約7問、配点目安:20点)
令和に入ってから、資料を元に生徒が話し合う「会話文」を題材とした問題が出題される傾向にあります。文脈に合った言葉を当てはめたり、会話文と照らし合わせて考える選択肢問題が出題されています。
大問1で資料の読み取りが導入されたことで、国語は難化傾向にあります。難化の一番の要因は「時間がかかる」ということです。全体の時間配分を考慮するとここではあまり時間を使いたくありません。
消去法で「明らかに違う」選択肢を排除し、回答をしぼり込むことで素速く正解を導き出しましょう。
大問2|漢文(小問数 約4問、配点目安:12点)
近年は書き下し文と漢文が並べて示されます。出題パターンは概ね次のいずれか(または全部)です。
- 内容の理解(大意)を問う。
- 漢文の1箇所(6字程度)に傍線が引かれ、適切な返り点をつけさせる。
- ある一文字に注目して、どのような意味で用いられているかを問う。
- 約2箇所に引かれた二重傍線部で示された述語(動詞)の主語を問う。
- 漢詩の形式や表現方法について
R6年度は❶〜❹が出題されましたが、R7年度(昨年度)は❶❷❺でした。
漢文の量は約100〜150語前後です。
動詞の主語や単語の示す内容を正しく読み取り、できるだけ正確に内容を把握することが求められます。
登場人物をきちんと把握し、誰が何をして、どうなのか(どうなったのか)を整理しながら読むことで時間短縮を図りましょう。
大問3|古文(小問数 約5問、配点目安:13点)
概ね200語程度の文章が出題されています。
本文中の一部を現代仮名遣いに改めさせる問題が例年出題されており、一昨年は出題されませんでしたが、昨年は再び出題されていました。今年も出題される可能性は高いと考えられます。
基本的に本文の要旨を問う問題が出題されます。筆者(話者)の考えは文末で述べられていることが多い傾向にあります。
考えが述べられている部分を捉え、要約することに慣れておきましょう。
大問4|小説文(小問数 約8問、配点目安:27点)
最も文章量・問題量が多く、時間がかかる問題です。
選択肢問題が中心で、表現に微妙な差異を付けることで難易度を高めています。安易な選択は厳禁です。選択肢と本文を照らし合わせ、書いていないことを排除していきましょう。
選択肢問題のコツは「本文中に答えがある」ということを忘れないことです。
絶対にやってはいけないことは「書いていないことを想像して補ってしまう」ことです。
正解は「考えるのではなく探す」です。小説文は複雑な文章ではなく、どちらかといえば場面展開がわかりやすい文章だと認識しましょう。
登場人物の心情を問われた場合は時間軸や場所の変化に着目し、場面や情景をしっかりイメージしてください。心情は、ヒントとなる描写(風景の表現など)が近くに書かれている場合が多いです。必ず文章中に「根拠」があります。それを探しましょう。
大問5|論説文(小問数 約8問、配点目安:28点)
大問4と同様、文章量・問題量が多い問題です。大問4・5で全体の半分以上の時間を費やすことを想定し、大問1〜3をできるだけ迅速にこなしましょう。
配点も全体の3割と大きいため、割り当てる時間を一番多くとるべきです。
論説文の特徴を踏まえて主題を把握し、筆者の主張(問題提起と結論など)を明確にしましょう。
論説文では「はじめ・中・終わり」の「中」の部分で具体例が示されますが、具体例は「1つの事例」に過ぎません。具体例と「結論で述べたい主張」では「視野の広さ」が違いますので、要旨を選ぶ問題では具体例に言及しすぎる選択肢に惑わされないように注意しましょう。
長田に合格した先輩の声
「普段から漢字を意識して読み書きできるように」
漢字の読み書きは現代文の問題(大問1、4、5)で合計14点分ほど出題されます。
漢字のためだけの対策を別に立てるのは現実的ではありませんが、普段から漢字を意識して読み書きできるように文章を読むようにしましょう。
読んでいて「書けなさそう」と思ったらちょっと書いてみて必ず確認すること。読み方も不安があるものは丁寧に確認するクセを付けておきたいですね。
「もし漢字がわからなくても気にするな!」
長田高校を目指すなら流石に14点分全ての漢字の読み書きがわからないなんてことはないでしょう。でも意外と読めない・書けない漢字が出てくることもあるし、出ると焦ってしまうもの。
万が一わからない漢字が出てきても焦らず、悩まず次に行く!
漢字は知識、わからないものはわからない!
余計な時間を使ってしまわないように!
「現代文はまず、さらっと問題を眺める」
現代文は小説文も論説文もそれぞれ本文だけで2ページ分くらいあるため、内容を全て読むだけで時間がかかります。だけど、問題の選択肢などをさらっと読むと内容の正誤は本文を読まないとわからないけど出てくるワードから「登場人物」や「話題」をざっくりと把握できます。まず問題文に軽く目をやり「全体像をつかむ」ことがポイント!
そして、本文でそれらのワードがどのように組み立てられているのかを確認するだけで、そのまま問題の答えになっていることがほとんどです。
「どの教科よりも時間配分が勝負の分かれ目」
解説の通り、どの問も時間を要する構成です。「第一問は何分、第二問は何分……」といった具合に、今のうちから時間配分を考え、それに慣れるようにしておきましょう。
長田生がオススメする国語の問題集は・・・
出口式 中学国語 新レベル別問題集2 標準編
出口式 中学国語 新レベル別問題集3 上級編
すでに何か問題集を持っているのであればそれでも十分かと思いますが、今から買うならちょっと手応えのある問題集に取り組んでみてもいいかも。「出口式 中学国語 新レベル別問題集」は論理的に解く方法がわかりやすいと評判です。
公立高校入試は「標準編」で充分ですが、「上級編」に取り組む余裕があるのならばもう少し高みを目指してみてもいいですね。
次回配信は10月5日(日)20時予定
次回は10月5日(日)配信予定。引き続き長田高校を目指すみなさんのためになる情報を配信していきます❗
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