理科攻略:苦手分野を残さない

みなさんこんにちは❗

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月が変わり、ぐっと冷え込んできました。この週末は雨模様、秋雨前線ですね😊
気団の境目にできる前線が、季節の移り変わりを感じさせます。
天気の分野も復習しておきましょう😁

さて、今回の配信は「理科攻略」です。
「出題構成」はとてもシンプル。
「勉強の進め方」もとてもシンプル😁

ということは、皆が得点してきますので、苦手分野を残すことが無いよう、全分野の学習を進めましょう‼️

過去の記事はこちらからご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてください❗
また、周りの「長田高校を目指す」お友達にも拡散していただけると嬉しいです☺️

目次

理科の出題傾向は大問4問構成

兵庫県公立高校入試「理科」の大問構成は2022年以降変わらず大問4問、「生物・地学・化学・物理」で構成されています。

大問1|生物(小問数約8問、配点目安:25点)

【過去の出題】
令和7年度:植物の進化(中1)・植物の体のつくりとはたらき(中1)
令和6年度:動物の分類(中1)・消化酵素のはたらき(中2)
令和5年度:植物の分類(中1)・食物連鎖(中3)
令和4年度:感覚と運動(中2)
令和3年度:遺伝(中3)

生物は「覚えること」が重要ですが、大切なのは「どのように問われても解答に辿り着く」ことです。
特に難しく感じるのは「単元を横断した問いかけ」でしょうか。
ただ覚えるのではなく、広い範囲で知識をとらえ、自ら説明できるレベルを目指しましょう。
様々な問いかけに対応できる力」をつけるには「数をこなす」ことが一番の近道。

動物や植物の相違点、類似点は感覚で解答するのではなく、一度自分なりに整理してみると良いでしょう。

大問2|地学(小問数約8問、配点目安:25点)

【過去の出題】
令和7年度:地震(中2)・天体(太陽系の惑星)(中3)
令和6年度:地層(中1)・天体(公転・星座)(中3)
令和5年度:天気(中2)
令和4年度:火山と地震(中1)
令和3年度:天体(中3)

昨年度、Go:NAGATAでは「地震が出るかも」などと呟いたのですが、出ちゃいましたね。
一昨年から2年連続で天体との組み合わせが出てきたのは少し驚きです。つまり「予想」なんてなんの意味もありません。
特に、トップ進学校を目指すみなさんは、高校入試程度の知識は満遍なく、ほぼ完璧にしておきましょう。

地学分野でも計算をさせる問題をどこかに入れてくる可能性は高いです。

地震なら到達時間天気なら飽和水蒸気量や湿度天体なら星座の位置と時間などですね。億劫がらずにしっかりと計算問題に取り組んでください。

大問3|化学(小問数約8問、配点目安:25点)

【過去の出題】
令和7年度:酸とアルカリ・物質の密度
令和6年度:銅と酸素の化合と還元の実験、気体の発生
令和5年度:蒸留・水溶液(中1)
令和4年度:イオン・中和(中3)
令和3年度:物質(中1)・気体の発生(中2)

化学はある意味シンプルな科目ですので、得点源としている人も多いでしょう。
原子・分子の様子をイメージできるようになれば、計算式を作るのも容易になります。
怖いのは「計算ミス」ですが、十分な演習量を確保している人は、計算ミスがあれば答えを見て「違和感」を覚えます。そのレベルに到達したいですね。

水溶液の濃度計算は特に苦手な人が多いのかな?類似問題をたくさん解いて、今のうちに克服しておいてください。でないと、長田高校ではやっていけません。

大問4|物理(小問数約8問、配点目安:25点)

【過去の出題】
令和7年度:光の性質(中1)・オームの法則・電流と電圧(中2)
令和6年度:物体の運動(中3)・力(バネなど)/水圧や浮力(中1)
令和5年度:オームの法則(中2)・エネルギー(中3)
令和4年度:電力(中2)・運動(中3)
令和3年度:光と音(中1)

昨年度出題の「電力」もGo:NAGATAでのつぶやきが的中しました!
が、前述のとおり「予想」には何の意味もありません。そもそも物理分野はどこが出題されてもおかしくありません。

物理分野は化学と同じように「計算問題」と思われがちですが、最も重要なのは、計算以前の「定理・仕組みの理解」です。
入射角と屈折角の関係」や「音の性質」など、ここが完璧でないと正解することは出来ません。計算自体はシンプルなかけ算・わり算なので、特に問題はないでしょう。

また、物理も「複合問題」への準備を。特に「電流と電圧」と「他の分野」を組み合わせた問題は出題されやすいでしょう。各単元ごとに覚えておくべきことを明確にして取り組みましょう!

物体の運動」やそろそろ「」に関して出題されそうな雰囲気ですね。

長田に合格した先輩の声

「知らない単語を無くそう!」

 理科は「思考力」なんて言葉も耳にしますが、そうは言ってもまずは「知識」!理解しながら覚えられたら話は早いのですが、理科が苦手な人はとにかく単語を全て説明できるように重要語句を振り返りましょう。
重要語句集を購入しても良いですが、オススメは教科書
1年生〜3年生までの教科書をざっと全ページを見返して、説明できない単語がないか確認しましょう。
ついでに関連する単語も教科書の前後関係で把握しやすいので教科書で復習がオススメ!

「計算問題ばかりを抜き出して徹底的にやろう!

 一般的な問題集や過去問って計算問題の割合がとても少ない。入試問題だと大問1つに1つや2つしか難しい計算がないから演習量の割に計算問題に触れていないなんてこともしばしば。計算問題だけ集中して解きまくる練習も!

「地学や物理は身のまわりの現象と結び付けて!」

 理科は身のまわりの事象を理解するための学問ですが、中学理科では特に地学物理の範囲はイメージしやすい。身のまわりで確認しやすい現象も多いため、例えば、飽和水蒸気量に関する問題では露点に達すると水滴が発生する⇒ラーメン食べるとメガネが曇る/冷えた飲み物を入れたコップに水滴がつくなどの現象の説明になる。など、具体的な現象と結び付けて理解できるようになっていると強い!
複合問題にも対応しやすくなります。

「自分の得意・不得意な分野をしっかり分析して!」

 例えば地学分野では「地震・天気・天体……」、物理分野では「運動・電力・光と音……」といったように同じ分野でも小分類された単元が独立しているのが理科の特徴です。得意な単元苦手な単元の差が大きくなるので、問題集をまんべんなく解いててもなかなか苦手分野の演習量を確保できません。しっかり苦手を分析してピンポイントで徹底的に演習をしましょう。

長田生が中学時代に使っていた人気の理科問題集は

理科は「生物・地学・化学・物理」という大分類の下に、さらに細かな単元が並びます。
先輩の声にもあったように「苦手を明確に把握し、各分野ごとにつぶす」ことが肝要です。

理科は「演習」であっという間に実力が上がるので、苦手なものから逃げずに、徹底してその分野の演習を重ねましょう!

座談会パート①でもご紹介した全国高校入試問題正解(旺文社)シリーズは長田生支持率No.1です❗
理科では、各単元ごとに集中して取り組みやすい「2026年受験用 全国高校入試問題正解 分野別過去問 458題 理科」をオススメします。

 また、計算問題だけに集中したいならリーズナブルで効率良く計算問題がまとまったミニ問題集があります↓↓↓

次回配信は10月12日(日)20時予定

次回は10月12日(日)配信予定。引き続き長田高校を目指すみなさんのためになる情報を配信していきます❗
ぜひ、周りの長田高校を目指すお友達にもGo:NAGATAを紹介してくださいね(^^♪

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