座談会パート①

みなさんこんにちは!

Go:NAGATA LINE公式アカウントは長田高校の現役生・卒業生が運営する、中学生を応援するアカウントです😊
いよいよ2学期が始まります。夏の過ごし方が良かった人は、きっと顔つきが変わっていることでしょう😏

さて、今回の配信は「座談会パート①」です。
実際に実践したことを長田高校の大先輩に聞いてみました❗
今回は、塾にもいかず、入試当日たった1問間違いの496点で長田高校に合格した先輩のお話です。

過去の記事はこちらからご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてください❗
また、周りの「長田高校を目指す」お友達にも拡散していただけると嬉しいです☺️

目次

塾に行かなくても十分やれる!

みなさんこんにちは。
今回は、塾にもいかず、入試当日496点で長田高校に合格した大先輩に、実践された高校入試対策についてお話を伺いました❗
使用した問題集等、かなりタメになるお話でしたので、是非参考にして、日々の学習に役立ててくださいね。

それでは先輩、どうぞよろしくお願いいたします。
さっそくですが、塾にも行かず、496点はすごいですね!

まぁ、受験勉強の最後の方は、覚えたことを忘れてしまいそうで、早く試験を迎えたかったです(笑)
間違った問題は今でも覚えています、数えたらわかる問題を数え間違えました(汗)
いわゆる「ケアレスミス」。まぁ、長田生あるあるで、ミスはすべて「ケアレスミス」ですね(^^

なぜ、塾に行こうと思わなかったのですか?

塾で授業を聞く時間がもったいないというか、一問でも多く問題を解いている方が効果的だと考えていました。
行っていないのでわかりませんが、長田生レベルなら、塾の授業なんて知ってることの方が多いと思いませんか?
ひたすら演習するならまだわからなくもないですが。

塾に行っていないと不安だ、との声が多いですが。

そうですね、塾には良い効果が2つあると思います。
一つは「ペースメーカー」としての役割です。
行けばとりあえずカリキュラムがある。問題も与えられる。要は考える手間が省けるわけです(それが良いかどうかは別として)。
逆に、自分でペースを作ることが出来るのなら、塾に行く必要はない、ということです。塾に行っていない人は「ペースを作る」ということがとても大切ですね。
もう一つは「受験情報が豊富なのではないか」ということです。
この点は塾に行っていない人は不安に思うでしょう。実際、Go:NAGATAでもたくさんの方が、塾に行っていないので不安だ、とコメントされています。
でも、必要な情報なんて大して多くありませんよ。「内申点・試験当日の配点の仕組み」と「出題傾向(形式)」さえ把握しておけば、あとの情報なんて不要です。

配点の仕組みはGo:NAGATAでもご案内しています(下記参照)。
出題傾向は過去問に取り組むことで解決です。

今年はこの分野が出題される可能性が高い(いわゆる出題予想)」や「かっこいい解き方(いわゆる塾技)」にあまり意味はありません。そんなのは問題の演習量でカバーできるからです。そもそも、長田高校はヤマを張って合格できる学校ではありませんので、出題を予想して対策するなど「愚の骨頂」ですよね(笑)

ペースを作る

塾に行かずに、どうやってペース管理をされていたのですか?

本日の肝ですね。ずばり「全国高校入試問題正解(旺文社)」の活用です。「おススメ問題集」で後述しますが、私はこれともう1種類をベースに中3の後半を過ごしました。
「全国高校入試問題正解」は都道府県別に加え30校程度の国立・私立高校の昨年度入試問題が掲載されています。
何が良いって、すべて実際の入試問題のため、1セット60分前後の制限時間があります。学校から帰って、最初のとっかかりとして1セットをこなす。これだけで悩まずにその日の勉強に着手することができます。
その後は、「答え合わせ」→「間違った問題をもう一度解く」→「昨日間違った問題をもう一度解く」。これでだいたい1時間30分。2科目やったなら計3時間。必然と学習量を確保することが出来ました。(そもそもそんなに時間はかからない。終わったらさっさと答え合わせをすれば良い)

他県の問題を解いても傾向が違うので意味がない」というのは大きな間違いです。

入試問題は非常に洗練された問題です。同じ答えでも、問われ方次第でわからない場合もある。様々な問題を解くことは間違いなく基礎力の向上につながります。
そして「自分の苦手分野が明確」になります。

苦手な分野を把握したら、同シリーズの「分野別過去問(旺文社)」や「中学最高水準問題集(文英堂)」といった問題集で様々な類似問題を解く。(詳しくは後半↓)
これだけで長田レベルの高校入試は余裕で突破できます。

ピークを間違えない

他に気をつけていたことはありますか。

学力の「ピーク」をどこに持っていくか、ということです。
これはひょっとすると塾に行っている人の方が安心かもしれません。塾がコントロールしてくれているはず(?)ですからね。(そこまで個人個人を見ている塾があるかどうかはわかりませんが・・・)

学力のピークはずばり、2月末

私立入試を跨ぎますが、私立入試後、まだまだ伸びしろがあって良い。私立入試がピークだと、そのあとダレてしまって勉強に身が入らない、なんてこともあり得るからです。

私はたまたま、12月に一度成績を落としました。それまでは長田専願で問題ないと言われていたのですが、念のため私立併願してはどうか、と担任にアドバイスされました。
絶対に私立を受けるものか」、と発奮し、そこから改めて学習計画を見直しました。その際、入試のその日まで万遍なく学習できるように計画したことで、結果的にピークを入試直前に持っていくことができました。本当に「もう覚えるものがない」、そんな状態でした。
余談ですが、あの有名な東進ハイスクールの林修先生は東大受験に際し、夏休みには大学受験で覚えるべきすべてのことを覚えてしまって、やることがなくなったそうですよ(笑)さすがですね。

いわゆる「すべり止め」を受けなかったんですね?

そうですね。私立入試の日は、受験しないわずか数人で「自習」という名の下、バスケやレクリエーションを学校で楽しんだのを思い出します。みんな、変な優越感があった(笑)

オススメの参考書・問題集

オススメの参考書や問題集があれば教えてください。

参考書と問題集の違い

まず、参考書と問題集の違いを理解していますか?

えっと・・・汗

「参考書」
仕組みを理解したり、公式や歴史の流れ等、覚えることを解説したものです。問題が掲載されていますが、長田志望レベルだと不十分な問題量・問題範囲、です。
つまり「基本を習得する」「わからないことを理解する」ためのもの、です。

「問題集」
実際に問題を解くことで、実力を高めていくものです。時に参考書のように解説を掲載したものを見かけますが、ダメな問題集だなぁ、と思います。問題集は「問題の集まり」で良いのです。

オススメの参考書と問題集

おススメの参考書は特にありません。
もし必要ならば「フォントや文体が見やすいもの、自分に合うもの」が良いでしょう。人が良いと言ったものより、「自分がわかりやすいと思うもの」がいいですね。でも、おそらくすでに持っているものがあると思うので、それで十分です。

おススメの問題集は次の通りです。

全国高校入試問題正解(旺文社)

ホンマに、これだけでも良い
数学は少し解答が簡素に感じられるかもしれませんが、式の遷移をじっくり考えることがそもそも良い学習になっていますので、頑張って取り組みましょう。
英語国語は兵庫県の出題傾向とは異なるものが多くありますが、良い気分転換になるし、違う出題傾向に触れることはむしろ着実に実力アップにつながります。何より、高校に入ってから「やっといてよかった」と思うことになります。
理科社会は覚えるべきことが限られているので、あとは問われ方のバリエーションにいかに対応できるか。それこそ全国の様々な傾向に触れることが一番の対策です!
そして、前述のように「ペースメーカー」として活用します。仮に80都道府県・校×5教科として、1日2教科(セット)やれば、およそ200日必要です。ん?入試までちょうど200日くらいですよね😆
ほんとにちょうどよい。ちなみに、私は1日に5教科、即ち5セットをこなすことを目標に取り組みました。だんだんと取組が楽しくなっていったのを思い出しました✌️

分野別過去問(旺文社)

前述の「入試問題正解」シリーズです。これは問題量が豊富で苦手分野を集中して取り組みたいときにとても有効です。

最高水準問題集 高校入試(文英堂)

まだ量が欲しい、という方はこのあたりでいかがでしょうか。

おススメ以外にも問題集はたくさんあります。選ぶ際には「問題集なんだから、問題だらけのものを選ぶ」「解答が見やすいもの、丁寧なものを選ぶ」といったところです。問題集はダメなものも多くありますので、いろんな人の話を参考にしましょう。
前述しましたが、本当に「全国高校入試問題正解シリーズ」でほぼ完ぺきだと思います☺️
尚、英単語はなんでもよいので英単語帳を1つ、徹底してやりましょう。人気があるのは「ターゲット(旺文社)」です。こう考えると、旺文社、大変お世話になりますね😊

長田高校を目指す受験生のみなさんへ

最後に、長田高校を目指す受験生の皆さんへメッセージをお願いします。

長田高校は素晴らしい高校です。自由な校風はほぼ大学生。
今は不安で仕方ないでしょうが、着実に歩みを進めることしか不安を軽減させる術はありません。
努力は必ず報われる」ことを信じて、日々鍛錬しましょう。
そして、これはとても重要なことですが、長田高校がゴールではありません。むしろスタートライン
そこにはとても厳しい現実が待ち構えています。
中学校でトップクラスの皆さんもあっという間に100番や200番、300番になってしまいます。大半の人が、人生初めての「挫折」を味わうのです。背伸びして入る学校ではありません。
私も入学後すぐに大失敗、ひどい成績でした😓
長田高校こそ、専用の塾が必要だと痛感しました。

この受験でしっかりと学力を向上させておきましょう。

みなさんが母校の後輩となるのを楽しみにしています❗

がんばれ受験生❗
応援しています‼️

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