【数学攻略:時間配分と失点対策】長田高校に合格した人の勉強法(その陸)|第8回

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入試まであと135日となりました。今年もあと2ヶ月❗そろそろお尻に火がつき始めてるでしょうか❓長田高校の1年生は先週末に2年生からの文理選択(文系か理系か)の最終希望を提出しました。長田高校の学習進度は速く、1年生ではすでに2年生の教科書が使われています😲毎年のことですが、ほんとに恐ろしい…

さて、今回は「数学の攻略法」です。まずは前回の英語と同様、「出題構成」について確認し、時間配分を確認しておきましょう。!後半ではオススメの問題集も紹介しています!ぜひ参考にしてください👍

 過去の投稿はこちらからからご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてください❗また、周りの「長田高校を目指す」お友達にも拡散していただけると嬉しいです☺️

目次

数学の出題傾向は大問6問構成

兵庫県公立高校入試「数学」の大問構成はここ数年変わらず大問6問で構成されます。

大問1|計算問題(小問数 約8問、配点目安:24点)

(1)正負の数の加減、(2)多項式の乗除、(3)平方根の加減、(4)・(5)因数分解や2次方程式の解など、(6)~(8)は昨年、一昨年は円錐の側面積と平行線と角、それ以前も角度に関する問題や標本調査などが取り扱われるなど、中1から中3の学習内容から幅広く出題されています。

いずれの問題も長田高校を受験する中学生にとっては簡単なはずですが、間違ってしまったという声を意外に多く聞きます。

受験当日の緊張や焦りからでしょうか、+-(プラス・マイナス)を読み間違えたり、九九レベルの計算ミスなど、いわゆる「ケアレスミス」です。

配点は1問3点ですが、確実に「満点が取れる」部分です。そもそも、数学は満点を取りやすい教科です。

ここでつまずいてはいけません。毎日一定量の「計算問題」を自分に課すことで、安定した計算力を身に付けましょう!

大問2|1次関数の利用(動点、複合的な関数)(小問数 約4問、配点目安:14点)

配点が大きく、中学数学において一番慣れ親しんだ単元である「1次関数」が想定されます。数学が苦手な人の中には苦しい思いをしている人がいるかもしれません。

しかし、後述する図形問題や二次関数と違い、1次関数に「ひらめき」は必要ありません。学んだことを生かし、丁寧に取り組めば必ず解ける問題です。つまり「長田高校に合格する人は絶対に落とさない問題」です。

1次関数は「必ず図示して考える」ことが王道です。ラフな図でも構わないので計算用紙にグラフをサッと描いて、問題の状況を把握すること。これがスムーズにできるようになることを意識して、学習に取り組みましょう。

大問3|整数問題と確率、(平面図形)(小問数 約6問、配点目安:15点)

例年、平面図形が必ず出題されていましたが、昨年はこれまで大問5で出題されていた確率の問題が出題されました。代わりに、平面図形の問題は大問5へお引越し、となりました。今年も同様に出題される可能性が高いでしょう。

昨年は整数の説明と確率の問題でした。この分野は得手不得手が分かれるところですが、絶対に「ヤマ」を張ってはいけません。不得手な方は分野別の問題集等で繰り返し、かつ様々なパターンの問題に触れることを意識して学習に取り組みましょう。

ちなみに、大小2つのさいころをふったときの確率に関する問題がよく出題されます小問の後半では少し複雑な条件の問題が設定され、失点しやすいポイントです。時間がかかりそうだったら、先に後ろの問題を解いてから取り組むなど、時間配分に気をつけましょう

決して難易度が高い問題ではありませんので、最小失点で抑えたいところです。目標は11点以上(1問ミス程度)です。

大問4|2次関数(小問数 約5問、配点目安:15点)

従来同様、2次関数の出題が予想されます。2次関数は100%理解して臨んでください。というのも、中学レベルの2次関数でつまずいていては、長田高校入学2週間で人生が終わります😕

2次関数は放物線を描くため、一見複雑そうに見えますが、中学レベルの2次関数は必ず原点を通ります。つまり「2乗に比例」しているだけ、です。小学校で扱う「比例」と大差ありません。そのため、問題を複雑化させることが難しく、傾向はあまり変わりません。

比例定数を求める・変域を求める・座標を求める」これらが基本となるのですが、それでは簡単すぎるため、必ず図形を組み合わせた問題となります。

つまり、2次関数は「図形問題」なのです。「座標平面上で図形の特性を生かして考える」ことを身に付けましょう。

関数の式を用いて座標を求めることができる」というヒントがある平面ですから、単純な平面図形の問題よりとっても簡単。落ち着いて満点を取ってください!

大問5|平面図形、(確率)(小問数 約6問、配点目安:16点)

前述の通り、大問3から平面図形がお引越しています。問題の傾向は大きく変わっておらず、証明問題と長さや面積を問う問題になっています。

単に公式を覚えていれば解けるという問題だけではなく、複合的な思考力が問われます。ひらめかないと時間を要します導き出した答えが「妙な分数だったり、不安を感じさせることもあります。ここは長田高校を合格した先輩でも間違えてしまったという声が最も多いポイントです。

とにかく時間をかけすぎない」ことを意識しましょう。時間がかかる割に、最後の小問の配点はせいぜい4点です。

ここで1問正解するよりも、他の問題で失点しないようにケアすることが大切かもしれません。

大問6|数学的な考え方(小問数 約5問、配点目安:16点)

数学的な考え方を問う問題で、読解力を要する文章題となります。内容は様々で予想は難しいですが、大事なポイントは「文章をしっかりと読んで、何を問われているのかを理解すること」です。

数学的な知識はもちろん、それ以上に「書かれている話題を理解し、適切な思考ができるかどうか」が問われます。数学的知識は中学1年生レベルで対応できることが多く、慌てずに取り組めば余裕で満点が取れます。

一番の問題は「残された時間」です。大問6に辿り着いた頃には時間がほとんど残っておらず、焦りを感じる人が多いかもしれません。大問1~5を終えて、15分以上残した状態で大問6に取り掛かり、10分程度で対応することが理想です(残りの5分で全体の見直し)。

適切な時間管理で、満点を狙いましょう。

長田に合格した先輩の声

「小問の配点は2点~4点!
大問1を落とすな!」

 大問1の小問も、大問3や大問5の難易度高い小問失点は同じ3点か4点!絶対に解ける大問1で失点していては合格は難しいですよ!

「時間配分を決める!」

 例えば大問1は5分大問2は8分大問3は8分大問4は7分大問5は7分大問6は10分見直し・予備に5分を目安に練習をすると良いよ!
大問3や大問5の最後の小問とかはピンとこなかったらいったん飛ばす!ここは時間かけさせる罠問題!

「1次関数は図を描いて!」

 1次関数で間違える人は大抵図を描いていません!
必ずフリーハンド(手描き)でサッとグラフが描けるように取り組んで!

「慌てないための受験勉強!」

 長田を目指す皆さんですから、中学数学でつまずいていることはないと思います。数学の一番の敵は「時間」だと思ってください。50分という限られた本番の試験で、緊張感と闘いながら焦らずしっかり解けるようにするための練習、それが受験勉強です!

長田生が中学時代に使っていた人気の数学問題集は

おすすめの参考書や問題集は「ありません!」が長田生の声。中学レベルの数学で、特にコレというのはない!というのが私たちの本音です。しかし、そうは言っても計算量・演習量を増やしたり、分野別に学習するためにちょうど良いものはないかなと言えば、全国高校入試問題正解(旺文社)シリーズ!

「2025年受験用 全国高校入試問題正解 数学」(旺文社)

「2025年受験用 全国高校入試問題正解 分野別過去問737題 数学 数と式・関数・データの活用」(旺文社)

「2025年受験用 全国高校入試問題正解 分野別過去問449題 数学 図形」(旺文社)

全国の入試問題の過去問をまとめた問題集です。入試問題って割といろんな都道府県で使い回されることも多いから、本番で「あ、これ見たことあるぞ」となることもしばしば。


今回はここまで!

先輩たちのコメントも参考に、学習を進めてくださいね!

10月最後は雨模様。すっきりしない天候でも力が発揮できるように、生活リズムは崩さないようにしましょう!

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